SNSで、悲しい出来事やちょっと残念なネタ動画と一緒に流れてくる切ないBGM。
「あの曲は何?」
「元ネタを知りたい」
と思って検索した人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、あの曲は韓国のシンガーソングライターChoi Yu Ree(チェ・ユリ/최유리)の「Wish」です。
そして、SNSでよく使われている印象的なフレーズは、原曲の3分22秒前後。
実際にShazamでも「Wish」の3分20秒〜3分25秒付近が特によく認識されている区間となっており、SNSで聞いた「あの部分」を探している人が多いことがうかがえます。
私もSNSを見ていて面白いと思うのが、この曲について定期的に、
「よくSNSで流れている曲の元歌を見つけた!」
という投稿が話題になることです。
それだけ多くの人が曲名を知らないまま、メロディーだけを覚えているのでしょう。
しかも調べてみると、「Wish」はSNSのネタ動画のために作られた曲ではありません。
もともとは2021年に韓国ドラマ『海街チャチャチャ』のOSTとして発表された楽曲です。
さらに、歌っているChoi Yu Ree自身が作詞・作曲を手がけています。
この記事では、
「SNSで流れる悲しいBGMの元ネタは?」
「3分22秒から流れる曲は何?」
「Wishはもともと何の曲?」
「Choi Yu Reeってどんな人?」
という疑問をまとめて解説します。
「あの曲の正体だけ早く知りたい!」という人は、まずChoi Yu Ree「Wish」の3分22秒前後を聴いてみてください。
きっと、
「これだ!」
となるはずです。
SNSでよく流れる悲しいBGMの元ネタはChoi Yu Ree「Wish」
SNSを見ていると、ときどき耳にする切ないBGMがあります。
悲しい出来事や、ちょっと残念な結末を迎えたネタ動画などで流れる、
どこか寂しげで切ないメロディー。
「あの曲、なんていう曲なんだろう?」
「SNS用のBGMなの?」
と気になったことがある人もいるのではないでしょうか。
この曲の正体は、韓国のシンガーソングライターChoi Yu Ree(チェ・ユリ/최유리)の「Wish」です。
「Wish」は2021年9月25日にリリースされた楽曲で、韓国ドラマ『海街チャチャチャ(Hometown Cha-Cha-Cha)』のOSTとして発表されました。つまり、もともとSNSのネタ動画やミームのために作られた曲ではありません。
ドラマのために作られた一曲が、数年後にはSNSで「悲しいときに流れるあのBGM」として世界中の人に知られるようになったわけです。
SNSでよく使われるのは3分22秒あたり
「Wishを聴いてみたけれど、SNSで聞いたところがなかなか出てこない」
という人は、3分22秒前後まで進めてみてください。
SNSの動画で印象的に使われているのは、曲の終盤に登場する短いフレーズです。
面白いことに、これは単なる印象ではありません。
音楽認識サービスShazamの「Wish」のページを見ると、直近7日間で特に認識されている部分として3分20秒〜3分25秒付近が示されています。
つまり、多くの人が、
「この部分、何の曲?」
と思ってスマートフォンなどで調べている可能性があるわけです。
実際、海外の掲示板Redditでも2026年8月に「ReelsやTikTokで流行していた曲を探している」という投稿があり、「Choi Yu ReeのWish」であること、探していた部分が3分22秒からであることが指摘されています。
SNSで数秒だけ聞いていた曲を、初めてフルで聴いて、
「これだったのか!」
となる人が多いのも納得です。
「この曲の元歌見つけた」が定期的に話題になる
そして「Wish」には、もう一つ面白い現象があります。
XなどのSNSで、
「よくネタ動画で流れている曲の元歌を見つけた」
といった投稿が、たびたび話題になることです。
SNSでは曲のごく一部分だけが切り取られて使われるため、原曲を知らないまま「悲しい動画で流れるBGM」として覚えている人も少なくありません。
ところが、ある日たまたま「Wish」の原曲を聴いたり、『海街チャチャチャ』を見たりすると、
「え、これあの曲じゃん!」
となるわけです。
実際、海外でも同じ現象が起きています。
2024年のRedditには「たくさんのミームで聞いたこの曲は何?」という趣旨の投稿があり、「Wish by Choi Yu Ree」と特定されています。その後も『海街チャチャチャ』を見ていてミームで使われていた曲だと気づいた、という反応が投稿されています。
面白いのは、
原曲 → SNSで流行
だけではなく、
SNSで曲を知る → 数年後に原曲と出会う
という逆方向の発見が何度も起きていることです。
SNSで聞けばすぐ分かるほど有名なのに、曲名や歌っている人は意外と知られていない。
だからこそ「元歌を見つけた」という投稿が、時間が経っても繰り返し話題になるのかもしれません。
では、そもそも「Wish」はどんな曲なのでしょうか。
実はそのルーツをたどると、SNSのネタ動画とはまったく違う場所にたどり着きます。
Choi Yu Ree「Wish」は何の曲?元々は韓国ドラマのOST
SNSで「Wish」を知った人にとって意外なのが、この曲の本来の使われ方です。
今では悲しいネタ動画やミームのBGMとして耳にすることがありますが、「Wish」はSNS発の楽曲ではありません。
もともとは、韓国ドラマ『海街チャチャチャ』のOST(オリジナル・サウンドトラック)として発表された曲です。
2021年『海街チャチャチャ』OSTとしてリリース
「Wish」は、2021年9月25日に『Hometown Cha-Cha-Cha, Pt.4(Original Television Soundtrack)』としてリリースされました。
『海街チャチャチャ』は、海辺の町を舞台にした韓国のロマンティックコメディです。
そして「Wish」は、ドラマの第5話・第6話のエピローグで使用されました。
韓国の音楽配信サービスBugsによる当時のアルバム紹介を見ると、ドラマで使用されたあとに視聴者からリリースを求める声が相次いだことも紹介されています。
つまり、
ドラマで流れる
↓
「この曲は何?」と話題になる
↓
OSTとして正式リリース
↓
その後SNSでも広く使われる
という流れをたどった曲なんですね。
現在のSNSでの使われ方だけを知っていると、「ネットミームから生まれたBGMなのかな?」と思ってしまいますが、実際にはドラマの世界観を彩ったOSTだったわけです。
韓国語の原題は「바람」
もう一つ、「Wish」を検索するときに知っておきたいのが曲名です。
日本などでは英語タイトルの「Wish」として配信されていますが、韓国では、
「바람(パラム)」
というタイトルでリリースされています。韓国のBugsでも、Choi Yu Ree(최유리)の「바람」として掲載されています。
「바람」は韓国語で「風」という意味がありますが、文脈によっては「願い」「望み」といった意味でも使われる言葉です。
そのため、海外向けには「Wish」というタイトルになっていると考えると分かりやすいでしょう。
SNSで曲を知って、
「Choi Yu ReeのWishを検索したのに、韓国語では違うタイトルが出てきた」
という人も、「Wish」と「바람」は同じ曲なので心配ありません。
「Wish」はChoi Yu Ree自身が作詞・作曲している
そして個人的に「へぇ」と思ったのがここです。
「Wish」は、Choi Yu Reeが歌っているだけのドラマ主題歌ではありません。
クレジットを見ると、
- 作詞:Choi Yu Ree
- 作曲:Choi Yu Ree
- 編曲:Choi Yu Ree、Choi Hojin
となっており、本人が作詞・作曲にも携わっています。
さらに当時のアルバム紹介では、Choi Yu Ree自身がこの曲に込めた思いについても説明しています。
ここでは歌詞そのものの掲載は避けますが、簡単にまとめると、愛することで重くなってしまう心を少し軽くし、飾らずに愛し、愛されたいという思いを込めた曲です。
そう考えてフルで聴いてみると、SNSの「悲しいネタ動画で流れる曲」という印象とは、かなり違って聞こえるのではないでしょうか。
ネット上では数秒のフレーズが切り取られ、いつの間にか「悲しいことが起きたときのBGM」として定着していった。
でも原曲までたどってみると、そこには一曲の作品としてのまったく別の背景があります。
ではなぜ、「Wish」の中でも特に3分22秒前後のほんの短いフレーズが、ここまでSNSで耳に残るBGMになったのでしょうか。
なぜ「Wish」の3分22秒はこんなに耳に残る?
「Wish」を最初から最後まで聴いてみると、SNSでよく使われている部分はほんの一部です。
それなのに、3分22秒前後のフレーズを聞いた瞬間、
「あ、この曲知ってる!」
となる人は多いのではないでしょうか。
実際、「Wish」は海外でも「ミームでよく聞く曲」として曲名を探す人が何年にもわたって現れています。2023年、2024年だけでなく、2026年6月にもTikTokやYouTube Shortsでよく使われる曲として質問され、「Wish」と特定されていました。
Shazamでも3分20秒台が最も認識されている
その象徴ともいえるのが、Shazamのデータです。
Shazamでは楽曲の中で特によく認識されている「Popular Segments」を確認できます。
「Wish」では、直近7日間のデータで3分20秒〜3分25秒が最も多く認識された区間として表示されています。
曲全体は3分57秒ほどあります。
その中で、SNSでよく耳にする終盤のわずか5秒ほどに認識が集中しているのです。
さらに2024年には、InstagramやTikTokの動画で使われる「悲しくてゆっくりした曲」を探していた人が、最終的に、
「Wish(Inst.)by Choi Yu Ree」
へたどり着いた例もあります。
その人が探していたのも、やはり3分22秒付近でした。
ここまで一致すると、「3分22秒」がSNSで広まった「Wish」を象徴する部分になっていることがよく分かります。
悲しいのに「ネタ動画」と相性がいい不思議
では、なぜこの部分がこれほど使われるのでしょうか。
ここからは公式に説明されているものではなく、SNSで実際に使われている動画を見てきた私なりの考察です。
「Wish」の3分22秒前後には、何かが終わってしまった後のような切なさがあります。
そのため、本当に悲しい場面だけでなく、
「あと少しだったのに失敗した」
「すべてが台無しになった」
「取り返しのつかないことをしてしまった」
といったネタ動画の“オチ”にも妙にハマります。
映像そのものは笑えるのに、BGMだけはやたらと切ない。
この映像と音楽の温度差が、かえって面白さを強調しているのではないでしょうか。
実際、海外でも「Wish」はミーム動画のBGMとして認識されており、2024年には「たくさんのミームで聞いた曲」として曲名を探す投稿が見られました。
曲名を知らないのに「聞けば分かる曲」になった
個人的に「Wish」で一番面白いと思うのはここです。
曲名も歌手も知らない。でも3分22秒を聞けば知っている。
そんな人がかなりいる曲になっています。
2026年8月にも、数年前にReelsやTikTokで流行していた曲を探す投稿があり、回答者は「Wish by Choi Yu Ree」と答えたうえで、探している部分は3分22秒からとピンポイントで案内しています。
さらに2024年の「ミームで聞いた曲」を探す投稿には、2025年から2026年にかけて、
「『海街チャチャチャ』を見ていて気づいた」
「聞き覚えがあると思った」
といった反応が後から何度も追加されています。
2021年に韓国ドラマのOSTとして発表された曲が、SNSによってまったく別の文脈で広まり、その数年後にも新しい人が原曲を発見している。
だからXでも定期的に、
「あのBGMの元歌、これだったのか!」
という発見が繰り返されるのでしょう。
そして原曲を知ったところで、もう一つ気になることがあります。
この独特な声で「Wish」を歌い、さらに自ら作詞・作曲までしているChoi Yu Reeとは、いったいどんなアーティストなのでしょうか。
Choi Yu Ree(チェ・ユリ)とは何者?
SNSで「Wish」を知った人なら、次に気になるのが、
「この曲を歌っているChoi Yu Reeって、どんな人?」
ということではないでしょうか。
Choi Yu Ree(チェ・ユリ/최유리)は、韓国出身のシンガーソングライターです。
1998年11月24日生まれで、現在は自身の楽曲だけでなく、ドラマOSTへの参加や他アーティストへの楽曲制作など、作詞・作曲・プロデュースまで幅広く手がけています。
「Wish」の切ない歌声だけを聞くと、SNSで偶然注目されたアーティストのように感じるかもしれません。
しかし調べてみると、韓国では以前から高く評価されてきたシンガーソングライターであることが分かります。
「Wish」は本人が作詞・作曲している
前述したとおり、「Wish」はChoi Yu Reeが歌っているだけではありません。
作詞・作曲も本人が担当しています。
つまり、SNSで多くの人の耳に残ったあのメロディーも、Choi Yu Ree自身が作り上げたものです。
彼女は自身の作品だけでなく、他のアーティストの楽曲でも作詞・作曲・プロデュースを手がけています。
日本向けの公式プロフィールでは、SEVENTEENのスングァンやDavichiなどの作品にも携わってきたことが紹介され、**「アーティストが愛するアーティスト」**とも評されています。
「SNSでよく聞く曲の人」というところから調べ始めると、思っていた以上に本格的なシンガーソングライターだったことに驚かされます。
代表曲「Forest」は1億回以上再生
Choi Yu Reeをさらに知りたいなら、ぜひ聴いてみてほしいのが**「Forest」**です。
日本では「森」というタイトルでも展開されている彼女の代表曲で、公式プロフィールによるとYouTube Musicでの累計再生数は1億回を超えています。
さらにBTSのVやJungkook、SEVENTEENのDKやスングァン、Heizeといった韓国の著名アーティストがカバーしたり、お気に入りの曲として紹介したりしたことで大きな注目を集めました。
Spotifyでも現在、Choi Yu Reeの人気曲として、
- Forest
- 잘 지내자, 우리
- Wish
- Promise
などが並んでいます。
「Wish」の雰囲気が好きだった人なら、ほかの曲もかなり刺さるかもしれません。
『涙の女王』でもOSTを担当している
韓国ドラマが好きな人なら、実は別の作品ですでにChoi Yu Reeの歌声を聞いている可能性もあります。
2024年に大ヒットした韓国ドラマ**『涙の女王』では、OST Part.9の「Promise」**を担当しています。
ほかにも『三十九歳』など複数の韓国ドラマやNetflix作品のOSTに参加しています。
『海街チャチャチャ』の「Wish」で印象的な歌声を残し、その後『涙の女王』などでもOSTを担当しているわけです。
ドラマの感情的な場面に寄り添う、繊細で切ない歌声。
SNSで「Wish」の数秒を聞いただけでも耳に残ってしまう理由が、少し分かる気がします。
日本でも活動を本格化している
そして現在、Choi Yu Reeは日本でも活動を広げています。
2024年12月には日本語オリジナル曲を発表し、日本での活動を本格化。東京で行われたソロコンサートも完売したと公式プロフィールで紹介されています。
さらに2026年5月には、代表曲「Forest」の日本語バージョンもリリースされました。
SNSで何気なく聞いていた、
「悲しいネタ動画で流れる、あの曲」
そこから原曲をたどってみたら、韓国ドラマのOSTに行き着き、さらにその先には自ら作詞・作曲を手がけるシンガーソングライターChoi Yu Reeがいた。
「Wish」をきっかけに彼女を知った人は、原曲だけでなく「Forest」や「Promise」なども聴いてみると、SNSで聞いていた数秒とはまた違ったChoi Yu Reeの魅力が見えてくると思います。
次は、検索してこの記事へたどり着いた人が迷わないよう、**「Wishの原曲はどこで聴ける?3分22秒をすぐ確認する方法」**へ進みます。
Choi Yu Ree「Wish」の原曲はどこで聴ける?3分22秒をチェック
ここまで読んで、
「説明は分かったから、とりあえず原曲を聴きたい!」
という人もいると思います。
Choi Yu Reeの「Wish」は、YouTubeやSpotify、Apple Musicなど主要な音楽配信サービスで聴くことができます。
曲の長さは3分57秒。SNSでよく耳にする部分を探している人は、まず3分22秒前後まで進めてみてください。Spotifyでも「Wish」は3分57秒の楽曲として配信されています。
YouTubeならChoi Yu Ree公式チャンネルで聴ける
YouTubeでは、Choi Yu ReeのOfficial Artist Channelから「Wish」が公開されています。
2021年9月25日に公開された音源には、『Hometown Cha-Cha-Cha(海街チャチャチャ)』OST Part.4であることも明記されています。
SNSで聞き覚えのある部分を確認したいなら、3分22秒あたりから再生してみてください。
おそらく、
「あーー!これだ!」
となるはずです。
普段SNSでは数秒しか流れないため、最初から原曲を聴くと「本当に同じ曲?」と感じるかもしれません。
ところが終盤まで進むと、一気に聞き覚えのある世界に変わります。
ちなみに、日本語訳がついている動画もあります。こちらを聴くとさらに曲の理解が深まると思います。すごく良い曲です!
SpotifyやApple Musicでも配信されている
「Wish」はSpotifyでも公式配信されています。
Apple Musicでも『Hometown Cha-Cha-Cha, Pt.4(Original Television Soundtrack)』収録曲として配信されています。リリース日は2021年9月25日です。
Apple MusicでChoi Yu Ree「Wish」を聴く
普段使っているサービスで原曲を一度フルで聴いてみると、SNSで使われている数秒だけを知っていたときとは、かなり印象が変わると思います。
インストゥルメンタル版もある
そして、もう一つ知っておきたいのが**「Wish – Instrumental」**の存在です。
『Hometown Cha-Cha-Cha, Pt.4』には、
- Wish
- Wish – Instrumental
の2曲が収録されており、どちらも3分57秒です。
Spotifyで「Wish – Instrumental」を聴く
実際、海外ではTikTokやInstagramで聞いた「悲しいBGM」を探していて、「Wish」のインストゥルメンタル版にたどり着くケースもあります。
SNSでは編集された音源やボーカルのないバージョンが使われることもあるため、
「メロディーはこれなのに、自分がSNSで聞いたものと少し違う」
と感じた場合は、インストゥルメンタル版も確認してみるといいでしょう。
SNSで何気なく聞いていた数秒のBGM。
その正体をたどっていくと、2021年の韓国ドラマ『海街チャチャチャ』のOSTへたどり着き、さらにChoi Yu Reeというシンガーソングライターへつながっていきました。
まとめ|SNSの「あの悲しい曲」はChoi Yu Ree「Wish」
SNSでたびたび耳にする、切なくてどこか悲しいBGM。
その正体は、韓国のシンガーソングラターChoi Yu Ree(チェ・ユリ/최유리)の「Wish(바람)」です。
最後に、この記事で紹介した内容をまとめます。
- 曲名:Wish(韓国語タイトル:바람)
- 歌手:Choi Yu Ree(チェ・ユリ)
- リリース:2021年9月25日
- 『海街チャチャチャ』OST Part.4として発表
- 曲の長さは3分57秒
- SNSでよく耳にするのは3分22秒前後
- 「Wish」はChoi Yu Ree本人が作詞・作曲
- インストゥルメンタル版も存在する
「Wish」が『海街チャチャチャ』のOSTとして2021年9月25日にリリースされたことは、現在の公式配信でも確認できます。
そして、今回調べていて特に面白かったのが3分22秒前後です。
Shazamでは現在も「Wish」の3分20秒〜3分25秒が直近7日間で最も多く認識されている区間になっています。SNSで曲を知った人たちが「あの曲は何?」と探していることを想像させるデータです。
数秒のBGMから原曲にたどり着く面白さ
私自身、SNSで使われている曲という認識が先にあると、原曲を見つけた瞬間はちょっと不思議な感覚になります。
「あの悲しいネタ動画の曲に、ちゃんと原曲があったんだ」
もちろん当たり前のことなのですが、SNSでは数秒だけを繰り返し耳にするため、いつの間にか**「SNSに昔から存在するBGM」そのもののように感じてしまう**んですよね。
実際には、2021年に韓国ドラマのOSTとして世に出た一曲でした。
しかも「Wish」は、Choi Yu Reeがただ歌っているだけではありません。本人が作詞・作曲を手がけています。
それが本来とは違った文脈でSNSに広まり、
悲しい動画を見る
↓
あのフレーズが流れる
↓
何度も聞いているうちに覚える
↓
ある日、原曲に遭遇する
↓
「この曲だったの!?」となる
という現象が繰り返されているのでしょう。
実際、2023年や2024年にもSNSやミームで耳にした曲名を尋ねる投稿があり、「Wish」と特定されています。
数年前の曲なのに、今でも新しく「元歌を見つけた」という人が現れる。
これもSNS時代ならではの曲の広まり方なのかもしれません。
もしあなたも、
「SNSで流れている、あの切ない曲は何?」
と探してこの記事にたどり着いたのであれば、ぜひ「Wish」を最初から聴いてみてください。
そして3分22秒前後まで来たら、きっと分かるはずです。
「ああ、この曲か。」
SNSで何度も耳にした数秒のフレーズから原曲へ。
そこからChoi Yu Reeというアーティストのほかの曲まで聴いてみると、また新しいお気に入りが見つかるかもしれません。

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