NICU退院指導で学んだ乳幼児揺さぶられ症候群|親の葛藤と守るための現実

NICU退院指導で学んだ乳幼児揺さぶられ症候群|親の葛藤と守るための現実

こちらの記事は2025年9月4日(生後7ヶ月)に書かれたものです。

こんにちは、Aoパパです👋

前回は、NICU退院指導で学んだ
乳幼児の心肺蘇生法について書きました。

今回は同じ退院指導の中で、
特に心に重く残った
「乳幼児揺さぶられ症候群」についてお話しします。

正直に言うと、
「泣き止まないからといって揺さぶってはいけない」
そんなことは、頭では分かっていました。

でも、Aoを抱っこしながらDVDを観ていると、
育児の現実の厳しさも、同時に突きつけられたのです。

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目次

NICU退院指導で向き合った、命を守る現実

NICU退院指導で向き合った、命を守る現実

DVDで初めて実感した「親の影響力」

NICUでの退院指導では、
退院後の生活に必要な安全管理について学びます。

その中でも、
強く印象に残ったのが
「乳幼児揺さぶられ症候群」のDVDでした。

約3000gまで成長したAoを腕に抱きながら観ていると、
この小さな体が、
親の行動ひとつで取り返しのつかない影響を受けてしまう
という現実が、胸に突き刺さりました。

「分かっているけれど…」という親の葛藤

DVDの中で紹介されていた事例。

泣き止まない赤ちゃんを、
驚かせて泣き止ませようと揺さぶってしまった父親。

この話を聞いて、
「イライラする気持ちは分かる」
そう思ってしまった自分がいました😰

夜泣き、長時間の泣き、睡眠不足。
精神的に追い詰められる育児の中で、
この感情を一切抱かない親はいないと思います。

なぜ揺さぶってはいけないのか

赤ちゃんの体は、想像以上に繊細

DVDで学んだ、
乳幼児の身体的特徴は次の通りです。

  • 頭が大きく重い
  • 首の筋肉が未熟
  • 脳と頭蓋骨の間に“余白”が多い
  • 毛細血管が非常に細く弱い

Aoの小さな頭を見ながら、
「守らなければいけない存在なんだ」
と改めて実感しました😢

揺さぶりが引き起こす深刻なダメージ

赤ちゃんが激しく揺さぶられると、

  • 脳が頭蓋骨内で大きく動く
  • 毛細血管が切れる
  • 脳出血や脳の腫れが起こる

その結果、

  • 運動障害
  • 視覚・聴覚障害
  • 知的障害
  • 発達の遅れ
  • 最悪の場合、命に関わる

といった、
一生涯に影響する後遺症が残る可能性があります。

「ちょっと揺さぶっただけ」では済まない、
本当に深刻な問題です。

泣き止まない時に、親ができる現実的な対処法

泣き止まない時に、親ができる現実的な対処法

まずは原因を一つずつ確認する

赤ちゃんが泣き止まない時、
まず確認したいポイントです。

  • お腹が空いていないか
  • おむつが汚れていないか
  • 暑すぎ・寒すぎないか
  • 眠くて不快ではないか
  • 抱っこを求めていないか

Aoのお世話をしていても、
最初は分からないことばかりですが、
少しずつ“泣きのパターン”が見えてきます😊

「安全な場所に置いて一息つく」という選択

DVDで、最も大切だと感じた言葉があります。

「一度、赤ちゃんを安全な場所に置いて、親が一息つく」

最初は
「泣いているのに置いていいの?」
と思いました。

でも、
親が限界の状態で無理をする方が、
はるかに危険だと理解できました。

数分泣き続けても、赤ちゃんに害はありません。
でも、揺さぶってしまったら、取り返しがつかない。

一時的に離れる勇気も、立派な育児スキルです。

完璧な親でなくても、命は守れる

育児は理屈どおりにいかない

揺さぶられ症候群のリスクは、
理論として知っていても、
育児の現実の中では本当に難しい問題です。

睡眠不足、疲労、孤独感。
親も人間です。

イライラしてしまうことは、
決して特別なことではありません。

知識と準備が、子どもを守る

Aoを抱きしめながらDVDを観て、
強く感じたことがあります。

「この子を守れるのは、私たちしかいない」

完璧でなくていい。
でも、知っているかどうかで、
取れる行動は変わります。

おわりに

乳幼児揺さぶられ症候群は、
親の愛情が足りないから起こるものではありません。

むしろ、
追い詰められた状況の中で起こり得るもの。

だからこそ、
一人で抱え込まず、
家族・友人・専門家を頼ってください。

同じように悩む親御さんへ。
一緒に学び、
一緒に子どもの命を守っていきましょう💙

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この記事を書いた人

名前:Aoパパ|Aoと家族の「特別な日常」を記録する父
ダウン症・PVL・点頭てんかんをもつ息子 Ao と暮らしています。
NICUでの経験や医療との向き合い方、家族の気持ち、日々の成長を等身大で綴っています。
同じ道を歩む誰かの安心につながれば嬉しいです。

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